私は三島市生まれです。まちづくりや関係人口づくりなどを意識するようになったのは、NPO法人みしまびとが取り組んだ『惑うAfter the Rain』の映画製作に関わってからです。 映画のロケ地として使われた1つが楽寿園だったのですが、ロケが行われた2015年当時、私は市役所職員として楽寿園の管理をしていたんです。
「惑う After the Rain」の映画製作が終わり、2016年に上映会も行い、アメリカのユニバーサル多文化映画祭2017でグランプリを受賞しました。 ではその次に何をするか? 方向性ややるべきことについて、仲間と徹底的に話し合いました。 そんなときに中央幼稚園の跡地活用のプロポーザル募集があり、映画撮影の際にも使用していたこの場所で、チャレンジしたいと考えました。 2017年に採択され、2019年に今の「みしま未来研究所(みらけん)」となり、「地域の未来をつくる人が集える場所」として生まれ変わったのです。